要約:
Windows版の「MEGA CMD」をnon-interactiveに使用するには事前にパスを通しておく必要がある。
Windows版 MEGA CMD
Windowsでは、MEGAのアプリとしてGUIだけでなくCLIも使用することができる。
CLIアプリである「MEGA CMD」をインストール後、Windowsのスタートメニューなどから起動することで、Interactive(対話的)に使用することができる。
non-interactiveに使用する方法
しかしLinux版と異なり、そのままではnon-interactive(非対話的)※な使用ができない。
※「mega-logout」や「mega-sync」など、「mega-xxx」の形のコマンドを、直接コマンドプロンプトやPowerShellから使用すること
そこで、たとえばPowerShellの場合、プロファイルに次のように記載し、パスを通しておく必要がある。
GitHub「MEGAcmd README.md 『Platforms Windows』」$env:PATH += ";$env:LOCALAPPDATA\MEGAcmd" (...中略..) For non-interactive usage, there are several mega-*.bat client commands you can use writting their absolute paths, or including their location into your environment PATH and execute them normally (mega-*).
https://github.com/meganz/MEGAcmd/blob/master/README.md#windows
(閲覧日 2024/02/25)
これにより見かけ上、「mega-logout」や「mega-sync」などのコマンドが、単独で実行できるようになる。
補足:初回ログインや同期にかかる時間の比較(Linux vs Windows)
WSL(Ubuntu)やUbuntuにインストールした MEGA CMD と、Windowsにインストールした MEGA CMD とで、初回のログインや同期完了までにかかる時間を比較してみた。
後者Windowsのほうが、長めに時間がかかる印象。
※ただし、条件にも依存すると思われる
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