結論:エネループや、カメラ本体のバッテリーホルダの接点をきれいにするだけで改善することが多い。
PENTAXの古い一眼レフは単三乾電池が使える
PENTAXの初期のデジタル一眼レフ(istシリーズやK100D,K200Dなど)は電源として単三乾電池を使用できる。
たいへん便利な一方で、「電池を選ぶ」という印象がある。
つまり、アルカリ乾電池の中でも使用できない場合や、すぐに残量がなくなったりする場合がある。
充電できる電池である「エネループ」(ニッケル水素電池)は問題なく使用できるが、使い方によっては注意が必要とあなる。
充電したばかりのエネループであっても、電池残量低下の表示が出て、すぐに電源が切れてしまうことがある。
残量低下表示への対策
そこで、エネループや、カメラ本体のバッテリーホルダの接点をきれいにするだけで改善することが多い。
接点部分は意外と汚れていることがあり、きれいな布、ティッシュ、紙などで拭いてみるとよい。
理由(推測)
エネループ1本の電圧は1.2Vで、これを4本直列接続し、4.8Vを作っている。
ここで注意したいのが、電池とバッテリーホルダの導体との接触箇所が、電池の本数分だけ増えてしまうことだ。
その接触部分に汚れが付着していると、それによる抵抗は無視できないほど大きくなってしまうと考えらえる。
※接触抵抗が大きいと、電流が流れたときにそこで電圧が大きく低下してしまう。
そのため、電池やバッテリーホルダの接触部分をきれいにして接触抵抗を減らすと、電圧低下が少なくなり、電圧を検知するセンサーに引っ掛かりにくくなると考えられる。
掃除してもだめなら
電池を入れてフタを閉めた後、少し待ってから電源を入れると、電池残量低下の表示がされなくなることがある。
接点をきれいにしてもだめなら、試している価値がある。
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