表中の計算などにおいて、同じ式を繰り返し入力しないための機能は、エクセルではスピルで実現できる。
Googleシートでは、ArrayFormula関数を使用するとスピルみたいなことができる。
ふつうの式を使用した場合
ふつうの式を使用すると、計算したいセルの分だけ式を入力する必要がある。
上の例では、5つのセルすべてに式が入力されている。
修正が面倒
式の修正時は全セルを修正しなければならない。
(シート全体の数式に置換処理を適用することもできるが面倒)
ArrayFormulaを使用した場合
上記の面倒を解決するために、ArrayFormula関数が使用できる。
ArrayFormula関数を使えば、式の入力は一番上のセルだけでよい。
上の例では、
D2:D*2
とすることで、D2セル以下のD列の各セルに対して、それぞれ2倍した値を、対応するE列の各セルに自動反映させることができる。
修正も楽
数式の修正が必要な場合も1か所だけで済む。
他の関数との組合せもOK
if文などと組み合わせて使用することができる。
ショートカットキーによる入力
数式の編集中に Ctrl+Shift+Enter を押すと、先頭に ArrayFormula を挿入できる。
参考URL
Googleドキュメントエディタヘルプ
https://support.google.com/docs/answer/3093275?hl=ja
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